梅雨も終わってしまったのか、気がつけば夏のような暑さが続いている5月の石垣島です。GWが終わるとここから台風のシーズンまでが川平ファームの繁忙期。
要するにめちゃくちゃ忙しい日々がやってきます!
そんな忙しい時期になると、私は特に「パッションフルーツジュース100」を好んで飲むようになるんです。
きっとそれは常連のお客様も同じようで、定期的に購入される方が集中してきているようにも感じます。
今回は、そんなパッションフルーツジュース100の魅力を余す事なくご紹介します!
「ドリンク」と「ジュース100」の違いって?
すでにご存知の方も多いとは思いますが、当店では「パッションフルーツドリンク(加糖タイプ)」と「パッションフルーツジュース100(無糖タイプ)」を販売しています。
そもそもこの違いってなんなのでしょうか?
名前だけみてもさっぱり?ですよね。
そこでこの二つの根本的な違いや味の違いをご紹介します。
飲みやすいように調整されたパッションフルーツドリンク
パッションフルーツドリンクは、果汁とグラニュー糖でどんな方でも飲みやすいように調整された希釈タイプのジュースです。
川平ファーム創業以来ずっと愛されている商品で、お好みのもので希釈する事で様々なアレンジドリンクを楽しむ事ができます。
詳しくは前回の記事で紹介しているので、ぜひ読んでみてくださいね。
それではパッションフルーツジュース100とはいったいなんなのか?
単純に説明すると、「絞った果汁を瓶詰めしたもの」なんです。
添加物も加えていないですし、お水も入れていません。なので、味としてはとても酸っぱいのですが、酸味の奥に果物本来の甘みを感じる事ができます。
実は「酸味」って感じ方が人それぞれ違うので、このジュース飲めない方もいらっしゃいます。
店頭で味見をしていただくと
「おいしい!」「すっっっっっぱい!!」
の両極端な意見が出てきます。果汁100%のストレートジュースだからと購入しようとしているお客様を見かけると
「ちょっとまって!まず飲んでみて!」と味見をおすすめしています。
パッションフルーツを食べ慣れている方や、酸っぱいのが好きな方、そして味見をして気に入ってくださった方にはおすすめのジュースです。
作り手のこだわりって?
こだわりについては、もうたくさん詰まっていますが、パッションドリンクの時にも触れているのでぜひそちらも合わせてご覧ください。
1.栽培から自分たちでこだわる
自社農園から、栽培指導をしている契約農家、海外の自社農園の全ての栽培方法や肥料などを管理しコントロールしながら栽培をしています。
添加物を加えずに良いモノを作るなら、原材料の果物を作る時点でしっかりといい果物を作る!
2.人の五感を使って選別する
収穫した果実の選別は、オートメーション化されておらず全て経験あるスタッフの五感によって行われています。
3.濃縮還元じゃない
とても酸味の強いジュースなので「希釈してもお飲みいただけます」とおすすめしますが、濃縮還元はしていません。あくまでも、「絞った果汁を瓶詰めしたジュース」です。濃縮もしていないですし、余計な水分を加えていません。詳しくはパッションドリンクの説明を読んでみてください。こちらから
4.収穫期によってジュースの味も変わります
そして、パッションフルーツジュース100だけのこだわり・特徴が「味が作るたびに変わります」です。
当店の管理する農園はほとんどが露地栽培です。そのため、その年の天候や気温によって果実の状態もかなり左右されます。
そして添加物も水分も加えていない、”果汁だけのジュース”なので果実の味次第で出来上がるジュースの味も変わります。
「酸味がとても強く甘みは控えめなジュース」であったり「酸味がマイルドで甘さがしっかりと感じられるジュース」の場合もあります。
私たちは敢えて「味を整えて」ジュースを作りません。
その年、その時期のパッションフルーツ果汁の味をぜひみなさんにも味わっていただければと思います。
今年のは酸味が弱いな・・・と思ったら「果実がとっても甘く出来上がったんだな!」って思っていただければ幸いです。
パッションフルーツの栄養素って?
酸味があるから柑橘系?実はそう勘違いしちゃう人も多いみたいです。
パッションフルーツは酸味はありますが、実は柑橘系ではありません。
そこでパッションフルーツに含まれている栄養素をさらっとおさらいしていましょう。
カリウム・βカロテン・ビタミンB6・葉酸・クリプトキサンチン
それぞれの栄養素が体の働きにどう影響してくるのか?
とても詳しく紹介されているページをご紹介しますので、ぜひお読みください。
栄養成分百科
栄養成分百科では、食品に含まれる栄養素のはたらきやどのような食品に多く含まれているかなど、各栄養素についてくわしくご紹介します。
パッションフルーツジュースは果汁だけを熱殺菌して瓶詰めしているので、数値的には若干下がってしまうのですが、加糖タイプにくらべるとやはり含まれている栄養素の数値は高くなっています。
どうやって飲んだらいいの?
それでは、そんな酸味の強いパッションフルーツジュース100をどうやって楽しんだらいいのでしょうか?
お客様から教えていただいた使い方も合わせてご紹介したいと思います。
1.ストレートで果汁をそのまま飲んでる気分!
約50ccぐらいを目安に、よく冷やしたジュースをストレート飲む!
キュッと口に広がる酸味は目がさめる味わいです。
一つの果実から搾れる果汁自体が約50ccぐらいなので、飲み過ぎには注意しましょう。
2.お好みで希釈してアレンジドリンクとして!
冷水や炭酸水などで希釈する事ですっきりと爽やかなジュースとしてもお楽しみいただけます。まるで果汁をギュッと絞って混ぜたような爽やかな風味です。
また、日本酒・泡盛・ウォッカ・ジン・ウォッカなどのアルコールとの相性もバッチリなんです!すっきりとした飲みやすい風味になり、飲み過ぎてしまうかもしれませんね。
3.スムージーなどの隠し味として!
グリーンスムージーや酵素ドリンクなど、健康にはいいみたいだけど少し飲みづらい・・・というような飲み物に少し隠し味として入れてみてください。いつもより飲みやすくすっきりとした口当たりになると好評です。混ぜるものによっては、パッションフルーツの風味はまったく残らない事もあるので分量はお好みでアレンジしてみてくださいね。
4.ドレッングの材料として!
これは私のイチオシです!ドレッシングに少し加えると、サラダやカルパッチョに相性の良いドレッシングに大変身してくれます
オリーブオイル・少しのお酢・パッションジュース100・塩こしょう・ハーブなど・・・
を適当な割合で混ぜるだけで、いつもとはちょっと違ったドレッシングの出来上がりです。すっきりした風味なのでお刺身と和えても美味しいですよ。
5.料理の材料にもおすすめ!
ハワイにお住いのお客様から教えてもらったのは、お肉料理を作るときにパッションジュース100を少し加える事で、お肉が柔らかくなるという事でした。初めて聞いたので目からウロコ。
それ意外にも、カレーや焼きそばの隠し味やお菓子の原材料としてもお使いいただけます。
私はチーズケーキを作る時はレモン果汁の代わりに、パッションジュース100を加えたり、ソースとしてかけたりしていますよ。
このパッションジュース100の使い方、実はまだまだ私自身も模索中です。
お客様から教えていただくことも多いので、まだいろいろ試してみたいと思っています!
疲労度を知るためのバロメーター
こんなおすすめポイントがたくさんのパッションフルーツジュース100を夏のような繁忙期になると飲みたくなってしまう理由。それは飲んだときの酸味の爽快感だけじゃないんです。
私の場合、夏場お客様も多くとても疲れてしまうのですが、そんな時にパッションフルーツジュース100をストレートでグッと飲むといつもは酸味を感じるはずのジュースがとても甘く感じるんです。
そしてお客様も少なくゆっくりと過ごせるような忙しくない時にストレートで飲むといつも通り酸っぱく感じてしまいます。
「疲れていると酸っぱく感じるクエン酸ドリンク」など製品がありますが、体調によって味覚が変わるのは確か。酸っぱいものを甘く感じたり、いつもより塩辛く感じたり。そのメカニズムがわかれば体調をチェックするバロメーターになるんです。
要するに好かれていると酸味を感じにくく、元気だと酸味を感じるという事ですね。
なのでパッションジュース100を飲んだ時に甘い!と感じる時は自分が疲れているんだなと自覚できるいいきっかけだと思っています。
特に忙しくなる夏場は毎日パッションジュース100をストレートでキュッと飲むことを日課にして自分の体調の様子をみているんですね。
結論:とりあえず試してみて欲しい!
たくさんの情報と一緒にパッションフルーツジュース100のおすすめポイントを書かせていただきました。
最後まで読んでくださったあなたはきっと川平ファームスタッフの長話にも楽しく付き合っていただけることでしょう!
実はパッションフルーツドリンクよりも、パッションフルーツジュースのほうが「毎日欠かさず」飲まれる方が多いんです。
毎日の日課として、健康を意識して・・・そんな方達に喜んでいただける製品をお届けできるようにこれからも頑張りたいと思います。
ただし、酸っぱいのが苦手!という方にはおまりお勧めはしません・・・飲めない方は飲めないので、ぜひ飲みやすくなっているパッションフルーツドリンクをお楽しみください!